阪急電車

ここのところ普通列車の旅を二度続けてして以来、テレビなどで全国各地のローカル線などの番組があると、どうしても目がいってしまうようになった。

全国で実に様々な列車が走っており、これに興味を持ったらまるで蟻地獄に落ちるように、次から次へと関心は移り続け終わりが見えないので大変だろうなあ、などと思いつつ見ている。

僕が物心ついて最初に興味を持ったのは阪急電車だ。

昭和34年夏。
僕らは父の大阪転勤で、徳島市から大阪府豊中市に引っ越した。

関西汽船で和歌山まで行き、その後は列車を乗り継ぎ、最後に阪急梅田駅から宝塚線に乗車して豊中に向かったのだった。

阪急電車の車体は今と同じ赤が若干混じった茶色(阪急マルーンと言うらしい)だが、当時は塗装表面が鉄錆が混じったようにザラザラしていて地味であまり美しくない印象を持った。

(蛇足だが、それで思い浮かぶのが日通のトラック。
赤みの入った美しくない黄色でやはり表面がザラザラしていた。今は同じ色だが表面が綺麗)


僕が一番最初に乗った阪急電車。(昭和23年完成だそうだ)
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引越しした当時、季節は夏で、当時はもちろんエアコンがないため窓を開けて走行していたので架線の柱とすれ違う時のシュッシュという連続音、そして工場廃液で汚れた神崎川の悪臭に辟易したことを鮮明に覚えている。


それが大阪に住んでいる間(小4から中3まで)に同じ色ではあるが、新造車両が出るたびに表面の光沢が増し、僕が大阪を離れる前、当時ローレル賞を取受賞した瀟洒な新車両が現れた頃にはすでに今の塗装は完成形になっていたと思う 。


当初まるで国鉄の貨車のように貧相な色だと思っていた色が、どんどん洗練され上質で高級感のある色になったのだ。

塗料も塗装技術もどんどん進歩したのだなあ。


最近の阪急電車

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当時僕は子供だったので、日頃利用するのが阪急とせいぜい地下鉄心斎橋筋線くらいだったので、通常電車というのは会社や路線で色は統一されているものだと思っていた。

それが高校入学の年、久留米に引っ越して驚いた。

西鉄電車の色が車両によってバラバラなのだ。

その後もデビューする新車両は、デザインも色もいつもバラバラであり、それは今でも変わっていない。

西鉄だけではなく、当時はおそらく阪神電車も統一されていなかったような気がする。

全国的にも統一されていない電鉄は多いようだ。


阪急電車というのは昭和30年代からコーポレートアイデンティティという考え方が根付いていたのだなと感心する。

 
参考:西鉄電車車両写真  まるで節操がありません(笑)

見なくてもいいですが暇な方はどうぞ。

https://www.google.co.jp/search?q=%E8%A5%BF%E9%89%84%E9%9B%BB%E8%BB%8A&client=firefox-a&hs=5wB&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&channel=fflb&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=3JxlVJwzo8GbBdDfgeAP&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1536&bih=742





この記事へのコメント

かかし
2014年11月15日 03:07
ほんまにばらばらやね、西鉄はw。

地下鉄御堂筋線じゃないの?
トンボ
2014年11月15日 03:34
ホンマや!
かいてて(ん?心斎橋線?)って思ってたのに見直ししなかった☺️
心斎橋線やったら、ほんのちょっぴりの距離の路線になってしまうがな。

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