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<<   作成日時 : 2016/12/26 15:37   >>

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NHK連ドラの「べっぴんさん」

朝ドラはずっと昔から欠かさず観ているが、現在放映中の「べっぴんさん」はいままでよりはるかに必死で観ている。


「逃げ恥」は一瞬たりとも目にしなかったし、あのダンスも覚える気などさらさら無い。

だが「べっぴんさん」は見落としても録画をしているので一話たりともおろそかにせず観ている。.


理由は「キアリス」ならぬ「ファミリア」の創業時代の話だから。


僕の子供たち、とくに長女と次女が幼いころは値段の張るファミリアの商品はなかなか買ってやれなかった。


それがとても残念で経済的に安定した現在は孫たちにせっせと買ってやっている。

数年に一度はセール期間中に西宮の兄宅に遊びに行き、元町の本店で、まとめ買いをする。


本店に飽き足らず、芦屋の店にまで足を延ばす。(といっても西宮と芦屋は隣合わせだが)


ファミリアの商品はドラマでも紹介されているように生地も縫製も良く、勿論着心地も良いのは当然だが、とにかく丈夫で、一部のカットソー商品を除いて次々に下の子に回し、楽々4人が着れるのだ。



デザインがオーセンティックでで普遍性のある可愛らしさは流行に左右されないところがとても良い。

あの定番のァミリアチェック(と勝手に呼んでいる)のスカートや白襟(ハマカラー)のワンピースやスカートは何十年たっても新鮮だ。

画像






そしてこの番組に執着する理由のもう一点。


これは僕はまったく知らなかったのだが、あの一世を風靡した「レナウン」の創業家のお嬢さんが創業したという事実。



またテナントとして出店することになった「大急百貨店」(笑)


大丸の「大」と阪急の「急」をとったネーミングで、これには思わず笑ってしまった。


しかもファミリアがレナウン(ドラマでは{オライオン」)より百貨店との取引が早かった、と言うのが特に驚きだった。

百貨店の婦人服バイヤーであった僕としては興味が湧かないわけはない。



そもそもレナウンというアパレルは、高度成長期、既製服がどんどん出回りだした当時、繊維メーカーに限られていたTVCMを積極的に取り入れ爆発的な人気を呼んだ企業なのだ。



ドラマでは「キアリス」が当初催事で出店する際、大急の社長から「買取取引」では無く「委託取引」をしないか、と持ちかけられるシーンが有った。

当時は取引業者からすべて百貨店が買い取って最初の値付けから最終処分まですべて百貨店が行っていた。


百貨店という業態はそもそも西欧から取り入れた業態なので、当然と言えば当然だ。


この委託取引の提案というのは、最大限取引業者側の自主性を尊重するという、当時としてはかなり画期的なものだったと思う。



そしてレナウンも勿論この委託取引の利点をいかし全国の百貨店との強い結びつきを獲得し大企業へと成長していったのだ。

(その他オンワード樫山、サンヨー商会、東京スタイルなどが同じように全国の有力百貨店の重点取引先となって行く)


このように前職の仕事に関係するので、ついつい必死で観てしまうのだ。



このドラマはまた商売の本質を外さないところが共感が持てる。

それは単純に「お客様第一」という視点。

商売が大きくなってゆくと、数字優先になりこの観点が忘れられがちだ。


僕の在籍した百貨店のトップも、この一番大切な視点を、財務上の観点や、業界関係マスコミや地元とマスコミ財界の方に目が行き、真剣なに店のことを考える部下たちの讒言を聞かず(むしろ左遷した)、最終的には伊勢丹に身売りすることとなった。

アパレルもそう、」レナウンも同じ過ちを犯し、今は情けないことに中国資本の傘下である。

一時はアクアスキュータムさえ買収していたというのに。


その点「ファミリア」は取引先が大手であろうがまったく姿勢がぶれない。


大切なお子さんに使ってもらう商品だから一切の手を抜かない。

特に本店の販売員はレベルが高い。上品でいかにも良いとこのお嬢さんのような人たちばかりだ。


このお客様第一の方針が徹底しているからこそ、ファミリアは今も昔も変わらず愛されているのだと思う。



僕は在籍した百貨店では特別優秀な社員ではなかったかも知れない。

でも、この「お客様第一」の姿勢だけは絶対観曲げずに仕事をした、という自負は持っている。


そのせいで会議でも思ったことを言うのでずいぶん生意気な奴だと思われていた。

業績の良い時にはみんななんとなくヘラヘラとしてるが、業績が落ちた途端にそれはもう風当たりはきつかった。

天候や気温など変動要因が大きくどんなに商品が良くても売り上げが上がらない、という」時は必ずあるのだ。

たとえば暖冬だと、単価の高いコート類が動かない。どんなにトレンドに乗った売れ筋の商品であったとしてもだ。

そんな風だからうまくいかない時は本当に落ち込んだ。

今思えば「なるようになるさ、命まではとられん」と思えばよかったのだが・・・


気が弱いくせに思ったことを言ってしまう僕は、もともとサラリーマンには向いていなかったのだろうと思う。



話がそれた。

次は百貨店の取引形態について書いてみたいと思う。

百他店の興隆と衰退をその取引形態という視点から書いてみよう。


まあ興味のある人はほとんどいないと思うが(笑)

















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